医療事務

【体験談】医療事務のメリット・デメリット

医療事務のメリット・デメリット

こんにちは!haruuuuです(*’▽’)

今回は「病院の顔」と呼ばれる医療事務のメリット・デメリットについてです。

私は、実際に総合病院で医療事務として4年間働いていました。

私が4年間やっていた仕事内容

  • 受付業務(受付のお姉さん。保険証確認や患者登録、検査の受付など)
  • 診療補助(医師や看護師、技師のサポート業務)

簡単に言うとこの2つが主な業務でした。

では、4年間の体験談を交えながら個人的に考えるメリット・デメリットを解説していきます(*’▽’)

医療事務のメリット

文系でもなれる医療系の職業

医療系の中でも数少ない学歴不問な職業

理系ではなくてもOKな上に、学歴不問なところもあるので高卒でも病院で勤めることが可能な職業です。

私の場合は、高校生の時から医療事務に興味があったので、専門学校で医療事務のことを2年間勉強して新卒で入職しました。

でも、いざ入職してみると周りの職員さん(正社員・パート)の学歴は、高卒・短大卒・大卒と様々。

ただし、クリニックではなく地域の総合病院とか大学病院とかの正社員となると、募集要項に「専門卒以上」と書いてある場合もあるので要注意です!

  • 医療事務は文系OK。高卒でもなれる可能性がある!
  • 総合病院・大学病院などの正社員は、専門卒以上でないと応募できない場合もある

医療事務の資格は民間資格!誰でも受検可能!

私のように専門学校に通って狂ったようにたくさんの資格・検定に受検しまくっている人もいれば、通信講座で短期間で資格勉強する人もいます。

代表的な医療事務系の資格

  • 診療報酬請求事務能力認定試験(医療事務系の中では最難関)
  • 医療秘書技能検定(1級・準1級・2級・3級とグレードがあります)

実は診療費の計算だけできても合格はできません。医療に関する法律・医学知識も問われたりします。

未経験の人が独学でやろうとすると、出題範囲が広すぎるし、専門用語・難読漢字・医学略語とか「どこまで覚えればいいんだ!!」ってなりかねないと思うので、通信講座とかで勉強することをおすすめします!

ちなみに、私はどちらも学生時代に受験して合格しています。

3級に合格するまでの勉強期間は3か月ほど。でも、専門学校に通い、何人もの学生を合格させてきた先生たちから教わったので、独学だったらもう少し期間はかかるかもしれません。

資格がなくても実はOK

ただ、資格勉強するのも時間がないし、手っ取り早く医療事務になりたい…という方もご安心ください。

資格がなくても医療事務になれます

求人を見ると、「未経験歓迎!」とか「診療補助がメインの仕事」など、算定知識を強く求めていない医療機関もあったりします。

私が働いていた病院では、

  • 算定業務は業者に委託(診療費の計算は一切しない)
  • 病院職員は、直接患者さんに接する受付業務や診療補助が仕事

職場には未経験・無資格の人は結構いましたが、数か月すると慣れてきて、知識もどんどん増えていきます!

事前に勉強することに越したことはないですが、勉強時間は確保できないけど医療事務として働いてみたいという方は求人をよくチェックしてみましょう!

(個人的な想いなのですが、せっかく算定の勉強して資格まで取ったのに4年間その知識をほぼ使わずに退職しました。もうちょっとちゃんと求人見ておけばよかった…笑)

  • 未経験・無資格でも応募できる求人はある!
  • 実際に仕事をしていけば、ちゃんと知識はついてくる!

病院がなくなることはない

日本のどこかしらに、必ず病院はあります。

残念なことですが病気はなくならないですからね。仮に勤めている病院がつぶれても、他にも病院がたくさんあります。

ということは働ける場所がそれだけ多くて選べるということです!もちろん転職もしやすいのではないかと思います。

結構、医療事務→医療事務の転職ってよくある話で、パートさんとして働いていた人が別のクリニックで正社員として働くことになったりとか、健診を専門でやっている医療機関に転職した先輩とか、働き方は本当に様々です。

私が退職するときも、診療補助についていた先生から「こんなクリニックがあるけど働いてみない?」と言われたりしてました。断っちゃいましたけどね。笑

  • 日本中に病院はいくらでもある
  • 医療事務から医療事務へ転職もしやすい

保険制度に詳しくなれる

医療費関係の知識がかなり増えます。

医療費の計算はもちろんのこと、保険証や医療証、公費についてなど多くの知識を学ぶことができます。

多分、学生のときよりも保険給付に関することは勉強したと思います。

で、業務上覚えるのは当たり前のことですが、患者さんからも結構質問されるんですよね。

質問の例

  • 来月手術が決まったんだけど、払える気がしない…。何か助成制度ってあるのかしら?
  • 高額療養費っていうのがあるらしいんだけど、それってなんなの?
  • 先生から、「あなたの病気は申請すると医療費の負担が少なくなる」って聞いたんだけどどうすればいいの?
  • 仕事中にケガしたんだけど、労災ってどうやって使うの?

これ、資格勉強するだけじゃわからないことだったりします。

でも、医療事務として働くとこういう質問にも対応できるようになるし、自分や家族が病気にかかったときにもかなり役に立ちます!

人生経験のために医療事務として働く、というのもおすすめです。

保険証のおはなし
保険証は患者にとっても病院にとっても大切!元・医療事務が教えます。 保険証ってとりあえず大切なものだから、なんとなく財布に入れて持ち歩いているという人は多いと思います。 ……待ってください。4年間、...
  • 医療費の知識がかなり増える
  • 自分が病気になったときでも、その知識が役に立つ

 

医療事務のデメリット

給料が低い

ここからはデメリットのお話です。

医療事務ってとにかく給料低いんですよ

私の場合ですが、残業を20時間やったとしても手取り15万とか普通でした。残業しない月はなかったですが、もし残業がなかったとしたら手取り13万ってところですね。

しかも、医療事務って営業職みたいにノルマとか数字で分かるような成績とかそういうのがあまりない世界なので、自分の頑張りが給料に反映されにくいんです。

言い換えると、どんなに通常業務をこなして、委員会の仕事やマニュアルの整備とかチームリーダーの仕事とか頑張っても、他の人と同じ給料。経験値は増えるけど。

仕事内容と給料が見合っていない

普通の事務と違う点は、相手が患者さんであるということ。

事務の仕事とはいえ、人の命が関わっている仕事ということは必ず覚えておいたほうがいいです。事務のミスって大したことない、なんてことは絶対にありません。

ミスは許されない、迅速に、的確に、臨機応変に仕事をこなすのが医療事務です。

 

で、給料の話ですが。

個人的には、人の命がかかっている仕事なのに、手取り13万ですか!?って感じです。

まあ探せば、もっと給料がいいところありますが、基本的にこの業界は給料が低いのが現実です…。

  • 給料が低い医療機関は多い
  • 仕事内容と給料が見合っていない

ご意見・クレームを受けやすい

給料の低さもだいぶデメリットではありますが、それはほかの病院に転職すればいい話。

個人的には、ご意見・クレームが一番のデメリットだと考えています。

もちろん、受付の事務の対応が悪かったというクレームを受けたこともありますが、それよりも多かったのは「自分と直接関係のない、診療に関するご意見・クレーム」です。

大体の患者さんは、「先生とかには直接言いづらいから…」と受付にいる事務にお話をしてくれます。(たまに、直接怒っている患者さんもいますが…勇者だと私は思ってます。)

その気持ちはわかるし、これも仕事だって思ってはいるのですが、結構精神的に来るんです。なんで自分が怒られなきゃいけないのかとか考え始めたら終わりです。

というわけで、医療事務の仕事をするなら、クレーム対応もしっかり覚えたいですね。

  • 自分とは関係ないことで、ご意見・クレームを受けることがある
  • クレーム対応は身に着けるべきスキルの1つ

目標が立てづらい

さっきも少し書きましたが、医療事務にはノルマや成績とかがあまりありません。なので、具体的な数値で目標を立てることが難しいです。

目標が立てられないと、モチベーションが下がります。

病院全体で見れば、ひと月の診療報酬(売上)目標はありますが、平社員のうちは実感しづらいです。

私が勤めていた病院では、正社員のみ個人の年間目標を立てるという決まりがありました。しかもなるべく数値化しなさい、という縛り付き。

これが、まあしんどい。普通の会社だったら新商品開発とか、売上額アップとかあるんだろうなって思いながら、毎年目標を考えていました。

他の病院でも個人目標ってやっているんですかね?聞いてみたいところです。

あと、抽象的な目標でも頑張れるかもしれないけど、ゴール設定が難しいからやる気が起きない気がします。

例えば「患者さんにとって良い対応ができる医療事務になる」とかだと、患者さんによって心地よく思う対応って全然違うし、自分がどの程度まで接遇スキルをアップしたら目標達成できるのか想像しづらいです。

  • 具体的な目標が立てづらい(数値化しづらい)
  • 目標が立てられないと、モチベーションが下がる

体力勝負

結構、医療事務って体力を使うんです。

座りっぱなしじゃない医療事務がいるということを知ってほしいです。

私の経験ですが、クラーク(診療補助)業務のときは本当にしんどかったです。

まず、1日中立ちっぱなし。私の病院ではそれぞれの診療科のブースに事務専用の椅子はありませんでした。先生がいない時間帯は、先生の椅子使ってましたけどね。

で、実際の仕事内容ですが、患者数がピークの時間帯は、先生の診察補助をしつつ、看護師さんに処置の準備をしてもらうために連絡をして、患者さんを検査や診察へ誘導し、挙句の果てには急いで片付けなきゃいけないことを3つくらい抱えているのに、外線がかかってきて電話対応しなきゃいけない…。

こんな感じで、毎日時間に追われながら仕事をこなしていかなければなりません。分身したいと何度思ったことか。

ちなみに患者数が落ち着いている時間帯でも、片付け、掃除、次の日の準備や予約チェックなど、仕事はとても多いです。

あと、このあとも書きますが、残業も多いです。毎日へとへとになって帰ってました。

  • 「座りっぱなしで楽」は間違い。
  • 仕事量が多い。

残業が多い

病院は受付終了時間が決まっていても、業務終了時間は決まっていません。

ちゃんと定時はありますよ。私の場合は8:30~17:30でした。

でも、その時間に帰れない日はたくさんあります。

定時を過ぎたとしても、先生の診察が長引いて患者さんが残っていたらもちろん帰れません。

私が勤めていた病院では、残業する人を当番制にしていました。シフトを作る段階で残業が決定するんです。よっぽどの事情がない限り、正社員・パート関係なく残業をしていました。

しかも、正社員は残業の当番ではない日でも、業務時間内ではできない自分の仕事をやるために残っていたりします。

ちなみに、私は算定業務をしていなかったので、レセ残業というものをしたことがありません。クリニックとかだとレセ残業もあるので、さらに残業時間は増えると思います。

世の中では「ノー残業デー」と言葉もありますが、病院ではそんなの関係ありません。一応、残業は減らしていこうという流れはありますが、完全になくなることは不可能だと個人的には考えています。

超個人的な話ですが、意味のない集まるだけのミーティングで残業するが一番嫌いでした(._.)

  • 残業がない月はない
  • 正社員であれば、さらに残業時間が増える可能性あり
  • クリニックなど算定業務を行うなら、レセ残業もある

まとめ

というわけで、医療事務のメリット・デメリットを5つずつご紹介してみました。

ぶっちゃけ、勤める病院によって良いところ・悪いところは違うので、参考程度でとどめていただければと思います。

今後も医療事務に関することを発信していきますねー!

それでは、また(*’▽’)

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